古代ロマン 鎌倉街道伝承地の碑

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東境町の祖母神社境内に鎌倉街道伝承地として、鎌倉街道の跡と伝えられる道と伝承地碑が残されています。

 源頼朝が鎌倉幕府を開いて以来、京都と鎌倉の往来が頻繁になったことから、この頃の街道筋を近世の「東海道」と区別して「鎌倉街道」と呼びます。

鎌倉街道にはいくつかの特徴がありました。

 

・多少の坂や曲がり道はあるが、大きく見ると基本的に平坦でまっすぐなルートをとる。

・見晴らしがいいように、丘陵や台地の上を通る。

・幅は騎馬がすれちがえるほどしかなく、広くない。

 

 鎌倉街道は鎌倉を中心に放射状に整備され、各地を結んでいました。刈谷市内では「東海道」よりも北を通っていたと推測され、豊田市の駒場の方から東境町と西境町を通り、境川を越えて豊明市の方へ続いていきます。

 現在は度重なる耕地整理などによって、その姿を見ることはできませんが、東境町にある祖母神社には比較的その面影が残っています。また、東境町には、町屋、奥町屋などの地名も残っています。

※鎌倉街道は当時のルートを限定できていません。

詳細情報DATA

観る・遊ぶ・体験 名所・旧跡
住所 刈谷市東境町町屋52-1 祖母神社内
アクセス 名鉄バス「東境北口」下車、徒歩5分

マップMAP